入れ歯治療の今

2011年4月30日 土曜日

82歳 Kさん女性の症例

ご自分の歯は上の歯が7本あるだけの、あとは、上下入れ歯のかたです。
下の入れ歯が総入れ歯になって10年以上経ちます。いつも下の入れ歯の調整が主な治療であります。この方の下の顎の状態は入れ歯にとって、とてもやっかいな状態です。下顎の面積が少なく、骨の厚みが全くありません。
そのようなことから、2年前からコンフォート義歯を使用しておりました。H23年はじめに、コンフォート部分の劣化と、顎堤の変化に伴い、下顎入れ歯の新製を希望されました。一旦、治療用入れ歯として、保険の入れ歯を作製し、使用致しましたが、顎の痛みや噛む力の不足などの不快事項が多く、新コンフォート入れ歯の全面張替修理をいたしました。
 やはりコンフォト入れ歯は痛くなく、よく噛めるとのことで、とても好評でした。
お身体もコンフォート入れ歯で噛めるようになると、日常の姿勢がすこぶる良くなるそうで、特に、持病の腰痛も全くなくなってしまったと、これもまた好評でありました。これから細かい入れ歯の調整に、ご自分で、車を運伝してこられる、とてもにこやかでした。



投稿者 京極歯科